ビューアではなく、選定ワークステーション。すべての機能が「最適なLUTをより速く選ぶ」ために存在します。
LUTScopeの核となる設計:正規化とクリエイティブグレードを厳密に分離。Input LUTがLog素材を標準色空間に変換(例:Log → Rec.709)し、Look LUTがその上にクリエイティブなトーンと色味を適用します。この分離により、Look LUTを常に正規化された素材で評価でき、比較が正確になり、問題の切り分けも容易になります。
動画や静止画をドラッグ&ドロップし、すべてのLUT適用結果をリサイズ可能なグリッドで一覧表示。代表フレームを自動抽出、またはマニュアルシークで任意のフレームを選択。LUTフォルダを指定すれば、サブフォルダを含むすべての.cubeファイルを再帰スキャンし、遅延読み込みで1,000本超のLUTでも高速に動作します。検索、お気に入りフィルター、複数選択で一括操作も可能。
最大20個のLUT(スロットA–T)を専用Compareウィンドウに割り当て、集中的に比較評価。グリッド・左右比較・スライダーの3つの表示モードを切り替えられます。常時最前面にピン留めし、作業中も常に表示。Look Intensityスライダーで0 %から200 %まで強さを調整し、最適なバランスを見つけられます。
LUTの決定は、再現・共有できて初めて価値を持ちます。LUTScopeはJPEG・PNG・TIFF 16-bitのフル解像度エクスポートに対応 — 動画・静止画どちらのワークフローでも同じ操作でLUTサマリーを出力できます。Input + Lookプリセット保存、チームへの共有に便利なテキストサマリー生成も搭載。
LUTScopeはSDR専用の相対比較ツールです。非対応フォーマットは読み込み時に拒否します。
LUTScopeは相対比較によるLUT選定を高速化するツールです。色精度保証のモニタリング、放送納品検証、最終マスターQC用途には設計されていません。