書き出し機能

LUTScopeでは複数の場所から画像を書き出すことができます。すべてフル解像度でレンダリングされます。

書き出し場所一覧

書き出し元 操作 内容
LUTグリッド 右クリック → Save As... 単一 or マルチ選択の画像
Compare ウィンドウ 右クリック → Save As... スロット画像(フル解像度再レンダリング)
Preview ウィンドウ 右クリック → Save As... 強度調整済み画像

書き出しフォーマット

  • JPEG: 10〜100%(10%刻み)のクオリティ選択
  • PNG: ロスレス圧縮(品質劣化なし)
  • TIFF 16-bit: 最大ビット深度。コンポジットやさらなる調整に最適

フォーマット選択シート

  1. 書き出し操作を実行する
  2. フォーマット選択シートが表示される(JPEG / PNG / TIFF 16-bit)
  3. JPEGの場合はクオリティスライダーで品質を調整する
  4. 保存ダイアログでファイル名と保存先を選択する

構造化ファイル名

書き出されるファイルには、以下のパターンで構造化されたファイル名が自動生成されます。後から見てもどの設定で書き出したかを判別できます。

{source}__{timecode}__{slot}__{input}__{look}__{kind}.{ext}
要素 説明
source 元メディアのファイル名
timecode mm_ss_ff 形式(静止画の場合は「Still」)
slot スロットラベル(A〜T)
input Input LUT名(未選択時は省略)
look Look LUT名(未選択時は省略)
kind Preview / Compare / Grid / Slot / FavRed / FavIn / FavLook / Summary
  • 最大180文字(超過時はハッシュ付きで短縮)
  • 特殊文字はサニタイズされる

バッチ書き出し(マルチ選択)

  1. マルチ選択モードで複数のLUTセルを選択する
  2. 右クリック → Save As... (X個) を選択する
  3. フォルダ選択ダイアログで保存先を指定する
  4. 全選択LUTが一括で書き出される
  5. 完了時にトースト通知「Saved X images」が表示される

LUT Summary

LUT Summaryは、現在のスロット割り当てとお気に入り情報をテキストファイルとして書き出す機能です。動画・静止画どちらのワークフローでも利用できます。

操作ステップ

  1. メインウィンドウのツールバーにある LUT Summary ボタン をクリックする
  2. LUT Summaryシートが表示される
  3. 以下の情報がセクションごとに表示される:
    • Favorite (Red Heart): 組み合わせお気に入り一覧(タイトル付き)
    • Slot Assignments (A〜T): 割り当て済みスロット一覧(Input LUT名 + Look LUT名)
    • Favorite (Input LUT): Input LUTお気に入り一覧
    • Favorite (Look LUT): Look LUTお気に入り一覧
  4. Export ボタン をクリックする
  5. 保存ダイアログでファイル名と保存先を選択する

書き出し内容

  • 各スロットのInput LUT / Look LUTのフォルダ相対パス(共通プレフィックスから算出)
  • 各お気に入りのフォルダ相対パス
  • ソースメディア情報
  • LUTファイルのURL

ファイル名

{source}__{timecode}__{slot}__{input}__{look}__Summary.txt

LUT Summary Package

LUT Summary Packageは、スロットに割り当てたLUTファイルとお気に入りのLUTファイル、およびプレビュー画像をまとめてフォルダに書き出す機能です。動画・静止画どちらのワークフローでも利用できます。チームへの共有やアーカイブに便利です。

操作ステップ

  1. メインウィンドウのツールバーにある LUT Summary Package ボタン をクリックする
  2. フォーマット選択シートが表示される(JPEG: 10〜100%品質 / PNG: ロスレス / TIFF 16-bit)
  3. フォーマットを選択して OK をクリックする
  4. フォルダ選択ダイアログで保存先を指定する
  5. 書き出しが開始される(プログレス表示あり)

書き出される内容

LUTファイル(.cube)

以下のソースからLUTファイルが収集・重複排除されます:

  • スロットに割り当てたLUT(A〜T)
  • 組み合わせお気に入り(赤ハート)のLUT
  • Input LUTお気に入り(黄色)のLUT
  • Look LUTお気に入り(黄色)のLUT

フォルダ構造が維持され、{元のルートフォルダ名}/サブフォルダ/LUT.cube の形で保存されます。

プレビュー画像

フォルダ名 内容 ソース
Favorite preview/ 組み合わせお気に入りのプレビュー 赤ハートの組み合わせ
Slot preview/ スロット割り当てのプレビュー A〜Tスロット
Input favorite preview/ Input LUTお気に入りのプレビュー 黄色のお気に入り
Look favorite preview/ Look LUTお気に入りのプレビュー 黄色のお気に入り

書き出し先フォルダ構造

{BaseName}_{YYYYMMdd_HHmmss}/
├── {RootFolderName}/          ← LUTファイル(フォルダ構造維持)
│   ├── SubFolder/
│   │   └── LUT_A.cube
│   └── LUT_B.cube
├── Favorite preview/          ← 赤ハートお気に入りプレビュー画像
│   └── source__timecode__slot__input__look__FavRed.jpg
├── Slot preview/              ← スロットプレビュー画像
│   └── source__timecode__A__input__look__Slot.jpg
├── Input favorite preview/    ← Input LUTお気に入りプレビュー画像
│   └── source__timecode____input____FavIn.jpg
└── Look favorite preview/     ← Look LUTお気に入りプレビュー画像
    └── source__timecode______look__FavLook.jpg

プログレス表示

「Copying LUTs (X/Y)」→「Rendering previews (X/Y)」の2段階で進捗が表示されます。LUTファイルのコピーとプレビュー画像のレンダリングが順次実行されます。

注意事項

  • ファイル名が重複する場合は _2, _3 のサフィックスが追加される
  • LUTが選択されていない場合はトースト通知「No LUTs selected to pack」が表示される

設定(Settings)

設定ウィンドウではLUTScopeの各種設定を変更できます。メニューバー → アプリ名 → Settings,)で開きます。

General タブ

Display(表示)

項目 説明 範囲 デフォルト
UI Text Size UI全体の文字サイズ。カスタムトラックスライダーで調整 0.7x〜2.0x(0.05刻み) 1.0x
Image Background 画像背景の明るさ。黒→白グラデーションスライダーで調整 0.0(黒)〜1.0(白) 0.0(黒)

両スライダーとも500msのデバウンス後に反映されます。

Language(言語)

8言語に対応しています。System / 日本語 / English / Deutsch / Français / Español / Português / 简体中文 から選択できます。変更は即座に反映されます。

Rendering(レンダリング)

項目 説明 デフォルト
Metal GPU Acceleration Metal GPUアクセラレーションの有効/無効。無効にすると表示の問題が解消される場合がある ON
Image Antialiasing 画像スケーリング時のアンチエイリアシング。無効にするとシャープだがジャギーが出る ON

Data Management(データ管理)

項目 説明
お気に入り数表示 Input/Look LUTお気に入り数(黄色アイコン)、組み合わせお気に入り数(赤ハートアイコン)
Clear All Favorites 全お気に入りの一括削除(確認ダイアログあり、赤ボタン)

Movie タブ

項目 説明 範囲 デフォルト
Auto Frame Count Autoモードでの抽出フレーム数(ステッパーコントロール) 3〜50 10

対応フォーマット

LUTScopeがサポートするフォーマットと、アプリケーションの制限事項をまとめます。

対応LUTフォーマット

形式 説明
.cube (3D) 任意サイズ(17³, 33³, 64³, 65³ 等)。65³は再サンプルなしで保持(Premiere Pro互換)
.cube (1D) 2〜65,536エントリ。自動的に33³の3Dに変換(トライリニア補間)

対応メディアフォーマット

種類 形式
動画 MOV, MP4(SDR Rec.709のみ)
静止画 PNG, JPG/JPEG, TIFF, BMP, HEIC, HEIF, WEBP, GIF

非対応・制限事項

項目 説明
HDR動画 Dolby Vision, HLG, HDR10(PQ)の動画は読み込み不可
HEIC HDR Gain Map HDR情報を含むHEIC画像は自動的にSDR sRGBに変換
1D+3D複合LUT 1つの.cubeファイルに1Dと3Dの両方を含むLUTは非対応
カラースペース 動画: SDR Rec.709前提。静止画: sRGB前提
プラットフォーム macOS専用(iOSでは動作不可)

書き出しフォーマット

形式 品質設定
JPEG 10〜100%(10%刻み)
PNG ロスレス
TIFF 16-bit 最大ビット深度・ロスレス

さっそく始めましょう

LUTScopeをダウンロードして、数秒でLUT比較を開始。